2008年06月30日

宮本三郎の線 世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館


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世田谷美術館分館・宮本三郎記念美術館では晩年に至るまで、
そのアトリエでデッサンを怠らなかった宮本三郎の諸作品をご紹介する作品展が開催されています。

■宮本三郎の線■

会期 2008年4月5日(土)~7月27日(日)
時間 10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日 月曜日(ただし月曜日が祝日に当たる場合は翌火曜日が休館)
会場 田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館 東京都世田谷区奥沢5-38-13
観覧料 一般200円(160円)、大高生150円(120円)、中小生、65歳以上及び障害者の方100円(80円)
※( )内は20名以上の団体料金
※土・日・休日は小・中学生無料

■展覧会概要■

最初に引いた一線は、最も新鮮な効果があるものだ  宮本三郎

宮本三郎の魅力を読み解く一つの視点として、その「線」をあげることができます。
画家が線を引くということは、作品の原初であると同時に、画面構成を進めていくうえで不可避であり、
決定的な行為だといえましょう。一本の線は内と外の関係を生み出し、さらに画面に静と動をもたらします。
私たちが画面に引かれた線を見つめるということは、画家の表現意図をより深く感受することに
つながるのではないでしょうか。

若き日より、安井曾太郎からも評価を受けていた宮本三郎の素描力は、絵画はもとより、多種多彩な
文学作品の挿絵などにも反映していきました。宮本の対象に向き合う真摯な姿勢は、場景を的確に
表現する厳格で卓越した力を養い、やがて彼は“天性の素描家”と評されるにいたりました。
それはたんに、技巧に対する賞賛ではなく、宮本三郎の線に対するあくなき探究心と、
それぞれの線に宿る高い精神性への賛辞を受けとることができます。

本展では、晩年に至るまで、そのアトリエでデッサンを怠らなかった宮本三郎の諸作品をご紹介します。
複雑な描線の交差が生み出す豊かな表現世界、そして線と線とのあいだに醸しだされる、
深々とした行間の魅力を味わっていただければと思います。



※文章はH.P.などより転載
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Posted by ギャラリーナカノ at 22:30Comments(0)TrackBack(0)